グループホーム花水木 (東京都町田市鶴川) の日記
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平成22年度の第三者評価について(グループホーム花水木)
2011.10.23
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グループホーム花水木は、第三者評価を受け、その結果の公表に同意しています。
近年に受けた第三者評価の内容は、以下のとおりです。
第三者評価とは、ホーム運営や利用者とは全く関係の無い評価者が、十分な時間をかけ、事業内容を評価するものです。
(なお、第三者評価の詳細な説明については、「東京都における「福祉サービス第三者評価」をご参照ください。)
《以下は、「東京都における「福祉サービス第三者評価」の結果の写しです。》
→ 詳細は、東京福祉ナビゲーションに掲載されています。
事業所名称 グループホーム花水木
評価機関名称 株式会社 ケアシステムズ 評価者 修了者No.H0601057 修了者No.H0802051 評価実施期間 2010年10月1日~2011年3月12日
利用者一人ひとりのペースで生活できるように取り組んでいる
豊富なプログラムを設け、利用者一人ひとりが自立した生活を過ごせるように努めている。介護場面を観察した際にも、一つ一つのプログラムは時間も短く利用者が飽きないように配慮されていた。合唱・ゲーム・回想法を取り入れた団らんなど、楽しい時間がゆっくりと保たれているように見受けられた。また、居室で休んだり一人の時間を過ごしたりすることも自由とされており、思い思いの時間を過ごしているように感じられた。 家族と一緒に利用者を支援することが実践されている
面会時の口頭による情報提供や、毎月送付される「花水木だより」によって日常の様子を家族へ伝えている。る家族会を通じて、意見や要望の把握やホームからの連絡事項なども適宜伝えており、コミュニケーションを大切にしている。家族アンケートの「利用者の様子やホームでの生活について報告・説明がある」の設問に関しては、回答者全員が「満足している」と答えており、ホームの対応が適切に行われていることがうかがえる。 「活動報告会」に毎年参加して、地域に開かれたホームの運営を目指している
毎年グループホーム連絡会が主催する「活動報告会」には参加して、日々活動の中から厳選した報告に取り組んでいる。本年度は、利用者全員による合唱を披露し、日頃の練習の成果を発表している。家族や地域の関係者などが参加して楽しい時間を過ごす機会になっている。また、利用者にとって必要な地域情報は、市の広報やグループホーム連絡会などから把握している。運営推進会議も定期的に開催され、事業活動の報告や利用者に還元できる地域情報の収集にも努めている。
利用者・家族・関係機関などへ適切な情報提供が行なわれている
ホームでは、文書を用いた様々な掲示を行なうことで、残存機能の維持やコミュニケーションが醸成されることを心がけている。日々のスケジュールやサービス内容など利用者が必要とする情報は、大きな文字やルビを用いたスケジュール表や歌集などを使用することによって、利用者の理解が得られやすい工夫も行われている。また、家族や関係機関への情報提供としては、毎月「花水木だより」を送付することによって、ホームの近況報告がなされている。利用者、家族、関係機関への適切な情報提供が行なわれている。
関連評価項目(利用者等に対してサービスの情報を提供している)
利用者一人ひとりの個性を尊重した支援に取り組んでいる
新たな生活を向かえるあたって、ストレスや不安を軽減させるための細かい配慮を心がけている。使い慣れた生活備品や思い出の品などの居室への持ち込みは、原則自由とされている。入所前の生活リズムやサイクルを大切にするために、食事の時間やプログラムへの参加などは意向を尊重した支援にも努めている。1ユニットの特性を踏まえて、できる限り自宅での生活の延長になるように、利用者一人ひとりの生活感を大切にする支援に努めている。
関連評価項目(サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援している)
利用者の意向を尊重した支援に取り組んでいる
ホームでは、日常生活のサイクルを概ね決めることで、自立支援につなげていくことを基本としている。日々、職員と一緒に行なう居室の片付け、ホーム内での各種のプログラム、散歩などの外出が実施されており、多くの利用者が参加している。ただし、個々のプログラムは、利用者一人ひとりの意向を尊重して参加を促しており、「自由参加」を原則としている。また、介護場面を観察時にも、プライバシーや羞恥心に配慮した支援が定着している様子がうかがえた。
関連評価項目(利用者のプライバシー保護を徹底している)